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Y-NOTE by KENTMIYAZAKI

kentyano.exblog.jp
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2009年 06月 22日

「梅雨時期の火災はどこの家庭でも起こる」の話し

今日は 家庭内火災事故の予防のお話。
火災の話題は冬が多そうですが、あえて梅雨の時期だから起きる火災についてです。

先日も東京の火災で3歳の女の子がなくなった事故が報道されてました。
原因は蛸足配線だったらしいです。
我が事務所の机の下の蛸足配線を見るにつけ思ってしまう。
「いつか火を噴くかも・・・。」
ホント危ないです。

家庭で電気が原因で起きる火災の発火元は
【冷蔵庫】 【家具の裏側】 【タコ足配線】 のコンセントからだそうです

原因は 3つ
○埃
○湿気
○電力オーバー


ほとんどの延長コードは15A(アンペア)が限度

梅雨の時期だからこそ気を付けたいのは使用電力をオーバーせずとも 湿気が結びついて
トラッキング現象が起き 発火 する事だそうです。

高気密住宅では家具の裏側など意識して掃除しないと 埃が出て行ってくれません。

もし発火したら
家全体に火が回るのに2X4など準耐火建築であれば45分以上、
最近は高気密化されることも多くなった一般木造住宅では7分です。
気付いて慌てず通報出来て 消防車が到着するのが 平均10分 と聞きます。

「普段のお掃除は、火災予防も意識して家具の裏側もお願いします。」
と、先ず 我妻に一番言わねば―。

ここでおさらい!!!
タコ足配線が気になる皆様にもう一度電気量の計算方法を添付いたします。
ご参考にされてください。

とりあえず 1000W=10A を覚えといて下さい

ボルト・アンペア・ワット
電気をあらわす単位です。

Vボルト<電圧>
電気を押し出す力をあらわします。
日本の場合、ご家庭の電圧は通常100Vとなっています。

Aアンペア<電流>
電気の流れる量をあらわします。

例:消費電力が1,000Wのドライヤーをご家庭で使用する場合、日本のご家庭の電圧は通常100Vのため、流れる電流は1,000(W)÷100(V)=10(A)※注 となります。

※注:この値は目安としての電流値です。実際の電流値は、機器の力率(電圧と電流の積に対する消費電力の比率をあらわす係数)により大きくなる場合があります。

VAボルトアンペア<皮相電力>
電圧(V)と電流(A)の積。
1,000VA=1kVA(キロボルトアンペア)

VA(皮相電力)とW(電力)の違いは?

ワット(W)は有効電力ともいい、通常ご家庭で使用する交流の電気には、皮相電力(VA)と有効電力(W)があります。皮相電力(VA)に力率(電力をどれだけ有効に使用できるかを示す値(力率=W÷VA))をかけた数値が有効電力(W)となります。

Wワット<電力>
実際に消費される電気エネルギーをあらわします。
電灯が光を出したり、モーターが力を出すときに使われる電気エネルギーの大きさを示し、この値が大きいほど電力を多く消費します。

電力(W)=電圧(V)×電流(A)×力率

Whワットアワー<電力量>
電気を使った量をあらわします。

電力量(Wh)=電力(W)×使用時間(h)

例:100Wの電球を1時間使用すれば、消費電力量は100(W)×1(h)=100Wh、10時間使用すれば、100(W)×10(h)=1,000Wh=1kWh(キロワットアワー)となります。「 電気ご使用量のお知らせ 」に載っている「ご使用量」はkWh単位で表示しています。

電気の説明は 中部電力HPより引用しました

by kent_yano | 2009-06-22 09:52 | 住宅建築家「Y」のノート


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