2008年 10月 29日
人気のロジェールのガスオーブンタイプが販売中止になります。(><) 当社でも、ガスとIHの採用率は半分半分という話は以前しましたが、その多くはロジェールの可愛さと使いやすさ、その単純な機構で壊れにくいという理由で採用されてきましたのでショックです。 ロジェール東京ガスHP 理由は「温度センサー等の安全装置がついてないから」という世界初のもの。 規制の変更についてのHP パロマの室内型瞬間湯沸かし器の一酸化炭素中毒事件を受けて、メーカーが自主的に安全なガス器具の研究をしているところに経済産業省が乗っかってきて、法改正に及んだみたいですが、 これって消費者がほんとに望んでいることなのでしょうか? 玉ねぎを飴色にまで炒めてカレーを作る矢野としては温度センサーが反応して何度も火が消えるなど、不便さ満点。 80を過ぎたうちの母にあのセンサーの使い方を教えても生きてるうちに理解するとも思えません。 確かに消し忘れで火事になった事故はあるでしょうが、いきなり法律化するのはどうでしょう? 危険であれば売れないので淘汰される 問題だと思うのです。 ガスコンロにとってはとばっちりのような話じゃないですか。 まさか これを管理する協会が出来て そこの安全確認マークがないと販売できないなんて仕組みになってたりしませんよねえ?そこに天下るルートが出来てたりしませんよね? 一応ロジェールもカウンタートップタイプは対応しているらしく、オーブンタイプも日本仕様に対応するだろうとは言っていますが、当面現在庫で終了らしいです。 消費者の健康を守るための24時間換気装置の設置義務化・耐火建築関係ない全住宅への火災報知機の設置義務化・10年保証保険への強制加入を事実上義務化した瑕疵担保履行法など、最近このような消費者のためと称した法改正がなされます。時にそれを管理する団体が同時に発足して逆に経費が掛かるということもあります。そうやって安全にお金を出してもその分 保険金額は変わらない。小泉首相のときに民営化され解体された団体がより狡猾になっただけだとしたら・・・。 今度できる消費者庁の発足は でっかい隠れ蓑を作ることにならないように期待していますが、「消費者のため」という大義名分にちょこっとづつ、税金とは別の、お金を使わされてるような気になるのは僕だけですかね? 今回はそうでないことを祈ってます。
by kent_yano
| 2008-10-29 08:17
| 住宅建築家「Y」のノート
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